にほんごであそぼ-私と小鳥と鈴と




3年生の娘が国語で習ったばかりの詩です。
作者は金子みすずさんです。
ほんわりとやさしさに満ちた、
ぽっちゃりの肌白美少女でした。

金子みすずさんをどれほどの人は知っているのでしょうか、
ここに文学に造詣がある方の纏めた、
金子みすずWorldがあります、
ぜひ、ぜひ彼女を知って下さい。

愛に満ち溢れる母となる筈のみすずさん、
日本にもっと沢山素晴らしい文化財を残す筈のみすずさん、
人並みに幸せを得る権利がある筈のみすずさん、
そんな金子みすずさんを生かせる事ができなかった、
そんな時代、そんな社会が恥ずかしい。

現代はどれほど進歩したんだろうか、
結婚とはあいも変わらず女性が嫁がせる事であり、
社会はあいも変わらず男性優位であり、
子連れシングル母はあいも変わらず生き難い社会です。
こんな事を大声で言うと「反社会的」と叱責されるほど、
日本はあいもかわらず社会主義に限りなく近い資本主義国家です。

結婚、家庭、育児の問題があいも変わらず「風習」が優勢で、
無数の金子みすずさんがあいも変わらず埋もれています。

長門市では公式HPに「金子みすず記念館」があり、
みすずさんの詩が数多く載せてあります。
どうぞ、たっぷり堪能し、深~く味わってください。
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