童謡唱歌-どんぐりころころ
大正時代に作られ、昭和時代に広げられた歌です。
歌を作った青木存義さん本人の幼少体験が元になっていました。
青木存義さんは宮城県松島町の大地主の「坊ちゃん」として生まれ育ち、
広大な屋敷の庭には「どんぐり」が実るナラの木があり、
その横には大きな池があったそうです。
青木さんは現代っ子で良く見る朝寝坊で、
何とかしょうと母親が知恵を絞り、
庭の池に「どじょう」を放した。
どじょうが気になって、
朝早く起きるようになるのではないかと考えたみたい^^
その母の愛を思い出しながら作った歌は、
1番から歌詞を通して物語性が見られます。
歌詞に出てくる「どんぶりこ」は池に落ちた音の擬音語で、
「どんぐり」に引きずられて「どんぐりこ」と間違える人も多い。
平成に入ると坊ちゃんが泣いたままでは可哀相と言う事から、
幻の3番の歌詞が存在すると噂が広がり、
メディアで取り上げられ、創作落語でも使われ、
地域によっては、ついに4番まで歌詞が作られました。
ここでは幻とされた3番の歌詞がわかりましたvv
ハッピーエンドに向かっています^^
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どんぐりころころ 泣いてたら
仲良しこりすが とんできて
落ち葉にくるんで おんぶして
急いでお山に 連れてった
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ラベル:
童謡唱歌