童謡唱歌-おうま
日本全体が戦時体制へと移行する中、
幼少時から軍馬に対する関心を子供に持たせようと、
当時の軍部指導者が国民学校の教科書編集委員であった、
林柳波に作詞を依頼した、と言う意外な背景があった。
しかし、1年生用の歌であったことや、
林自身がその意図に同意出来なかったことから、
ストレートに表現できずに優しい歌に仕上がった。
一方、女性として初めて教科書編纂委員となった松島つねは、
編纂委員も作曲してみてはという意見が上がった際に、
「編纂委員たる者自ら範を垂れるべきなのに、
他人に押しつけてばかりではずるい」と思い、
作曲することとなった。
この歌が後に広く歌われるようになるとは、
当時は二人とも想像しなかったそうな~^^
ラベル:
童謡唱歌