童謡唱歌-われは海の子
歌詞の後半に国防思想や軍艦などがあり、
戦後教科書から削除されていました。
1947年以降、学校では3番までしか教えません。
オリジナル歌詞を探して来ましたvv
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我は海の子、白波の
さわぐいそべの松原に、
煙たなびくとまやこそ、
我がなつかしき住家なれ。
生まれて潮にゆあみして、
波を子守の歌と聞き、
千里寄せくる海の氣を
吸ひてわらべとなりにけり。
高く鼻つくいその香に、
不斷の花のかをりあり。
なぎさの松に吹く風を、
いみじき樂と我は聞く。
丈餘のろかい操りて、
行手定めぬ波まくら、
百尋(ももひろ)・千尋(ちひろ)海の底、
遊びなれたる庭廣し。
幾年こゝにきたへたる
鐵より堅き腕(かいな)あり。
吹く潮風に黑みたる
はだは赤銅さながらに。
波にたゞよふ氷山も、
來らば夾れ、恐れんや。
海卷き上ぐる龍巻も、
起らば起れ、驚かじ。
いで、大船を乘出して、
我は拾はん、海の富。
いで、軍艦に乘組みて、
我は護らん、海の國。
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ラベル:
童謡唱歌