ドレミのテレビ-てぃんさぐぬ花(はな)




親と子の間にあるいろいろな教訓が、
織り込まれた沖縄民謡ですvv
普通の日本語読みではないので、
なかなか歌を覚えるだけでも難しいね~

でも、大丈夫!!古い民謡ですが、
三線と切っても切れない関係ですから、
意味を教えてくれるサイトは沢山あります(^_-)
色々情報を集めて見ましたが、
一般的に6番目の歌詞までは良く知られていて、
色々な歌手にも歌われていましたが、
実は8番目、そして、9番目まで歌詞が見つかっています。
8番目と9番目の歌詞順番は逆かもしれませんが、
あるいは後に追加されたものなのか、
ただ、存在していた事は確かなので、
全部載せました(^_-)-☆

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一番歌詞:
てぃんさぐぬ花や 爪先(ちみさち)に染(す)みてぃ
親(うや)ぬ寄言(ゆしぐとぅ)や 肝(ちむ)に染めり(すみりぃ)

歌詞の意味:
ホウセンカの花は爪先を染める
親の言う事は心に染めなさい(肝に銘じなさい)   

二番歌詞:
天ぬむり星(ぶし)や ゆみばゆまりゆぃ
親(うや)ぬ寄言(ゆしぐとぅ)や ゆみやならん

歌詞の意味:
天の群星は数えようと思えば数え切れるけど
親の教えは数え切れないほど多い  

三番歌詞:
夜(ゆる)はらす舟(ふに)や にぬふぁ星(ぶし)見(み)あてぃ
我(わん)なちぇる親(うや)や 我(わん)どぅみあてぃ

歌詞の意味:
夜の海に出る舟は北極星に見守られ
私を生んでくれた親は私を見守っている  

四番歌詞:
宝玉(たからだま)やてぃん みがかにばさびす
朝夕(あさゆ)肝(ちむ)みがち 浮世(うちゆ)渡(わた)ら

歌詞の意味:
宝石も磨かなければ錆びてしまう
朝晩心を磨いて世の中を生きていこう


五番歌詞:
誠(まこと)する故(ゆぅい)や 後(のち)や何時(いち)までぃん
思(う)む事(くぅと)ん叶(かな)て 千代(ちゆ)ぬ栄(さか)い

歌詞の意味:
誠実であるならば後にいつまでも
願いが叶えて代々幸せに栄える

六番歌詞:
なしば何事(なんごおと)ん なさぬ事(こと)やしが
なさぬ故(ゆえ)からど ならぬ定(さだ)み

歌詞の意味:
成せば何事も成る事であるが
成さぬが故に成らないのだ

七番歌詞:
言(い)ち足(た)らん事(くとぅ)や 一人(ちゅい)足(た)れい足(だ)れい
互(たげ)に補(うじ)なてぃる 年(とぅし)や老(ゆ)ゆる

歌詞の意味:
言っても足りないことは一人一人で補いなさい
お互いに補い合って年は取っていくものだ

八番歌詞:
誰(たる)が上(ぅいい)になてぃん し情(なさき)どぅ頼(たぬ)む
情(なさき)ねん浮世(うちゆ) 渡い苦(ぐり)さ   

歌詞の意味:
人の上に立つ人となれば情け深い人となれ
情けのない世の中は生き難いものだ   

九番歌詞:
あてぃん喜ぶな 失なてぃん泣くな
人のよしあしや 後ど知ゆる

歌詞の意味:
有るからと言って喜ぶな、失ったからと言って嘆き悲しむな
人の評価の善し悪しは、後になってわかるものだ      
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